中四国学生将棋連盟内規
中四国将棋連盟内規

(参加資格)
1.	本連盟主催の大会に参加できるのは中四国地区に在学する6回生以下の大学生及び短期大学生とする。
2.	高専生に関しては大学1年相当の学年に進学した年度より6年間参加を認める。
3.	大学院生、専門学校生及び文部科学省認可外のカレッジスクール生の参加は認めない。
4.	7回生以上の学生の参加は認めない。ただし、病気やけが及び長期留学による休学など正当な理由がある学生に関しては参加を認める場合がある。その際、理事長の求めに応じて正当な理由を証明できる書類を提出しなければならない。
5.	ここで規定している6回生以下の学生とは、入学年度から6年が経過していない学生のことを指す。
(対局規定) 
(1)本規定は、中四国将棋連盟主催の個人戦、リーグ戦及びその他の棋戦においてこれを適 用する。
(2)対局者は、品位と礼儀を重んじ、見苦しい態度や相手を不愉快たらしめる言動は慎み、 正々堂々と対局しなければならない。 
(3)1.禁手を指した者は、ただちに投了しなければならない。 
2.禁手を指した者がそれに気づかない場合は、対戦者及び立会人、又は観戦者がそれを示す ことができる。但し、対戦者及び立会人、観戦者のいずれもがそれに気づかなかった場合は、
その禁手が指されたことが試合中に明らかな場合を除いて禁手は無効になる。  
3.千日手は指し直しをする(先後交代)。但し、王手連続の千日手は、王手をかけている方が 指し手を変えなければならない。 
4.千日手指し直し局も千日手となった場合、半勝半負とする。但し、その場合でもトーナメ ント戦などで勝敗を決定しなければ棋戦の差し障りのある時は、振り駒により勝敗を決定 する。 
千日手について 
a.個人戦の場合 持ち時間をそのままにして指し直しをする(先後交代)。但し、王手の連続の千日手は、王手をかけているほうが指し手を変えなければならない。 
b.団体戦の場合 対局開始後 1 時間が経過していない場合は持ち時間をそのままにして、また対局開始後 1 時間が経過している場合は持ち時間を両者初手より 1 手 40 秒にして指し直しをする(先後交代)。但し、王手の連続の千日手は、王手をかけているほうが指し手を変えなければならない。 
(4)1.全ての対局において全ての者が電子計算機等を用いて、検討や以降の差し手を求める ことは禁じるものとし、厳重注意を行うものとする。    
2.前項目に関して、対局者にそれを知らせていたことなどが明らかな場合、もしくは 悪質であると認められた場合は当該対局を反則による敗北とする。    
3.団体戦の場合は当該大学のすべての対局を反則による敗北とする場合がある。
(5) 1.持将棋は、理事長又は、常任理事が大駒 5 枚、小駒 1 枚として数え、王以外の駒数が 24 枚に満たないものを負けとする。双方とも 24 枚以上持っている場合は半勝半負とする。
   2.但し、トーナメント戦などで勝敗を決定しなければ棋戦の進行にさしさわりのある  場合駒数の多い方を勝ちとする。その場合でも、駒数が全く等しい時は振り駒により勝敗を
決定する。 
(6)遅刻者は、参加資格を失う場合がある。 遅刻について 個人戦: 遅刻した時間の分だけ遅刻者の持ち時間を削除する。対局者はチェスクロックを押して待つこととする。 団体戦: 団体戦はオーダー交換時での欠員は認められず、対局開始時に間に合わなかった者 がいたチームは反則負けとする。 団体チーム全員が遅刻している場合、対局者はチェスクロックを押し 5 分間待ち、遅刻した時間の分だけ遅刻者の持ち時間を削除する。それ以降は遅刻した時間の 2 倍を持ち時間 から削除する。       
(6)理事長の指示に従わない者は、参加資格を失う。 
(7)着手は、動かされる駒が手より離れたうえに置かれたときとする。但し、駒を盤の上に 落とすなどの事故はその範囲ではない。 
(8)禁手などのルール違反の裁定は、その現場において両者の合議もしくは理事長か常任理事の立会いによって行い、それ以後の抗議は受け付けない。 
(9)1.紛争が起きた時は、理事長、会計、書記、主幹校代表の4名による合議制でこれを裁決 する。但し、前述の者のうち紛争当事者と同一校に在学している者がいる場合は、その者以 外でこれを裁決する。  
2.上記の裁決において、理事長は必要に応じて運営理事等に意見を求めることができる。ただし、最終的な裁決は上記 4 名が行うものとする。 
(10)以上の規定のほかは、日本将棋連盟の対局規約に準ずる。 

 (棋戦細則) 
(1) 中四国大学将棋リーグ戦(団体戦) 
1.本棋戦は、本連盟の公式戦であり春秋年 2 回これを行う。 
2.参加資格は、別途定めてあるものに準拠する。
3.本連盟加盟大学をA級・B級の呼称で分け、各クラス 5~6 校編成とする。増減は 最下位クラスで調整する。 参加校数が多い場合、B級をB1級とB2級に分割する。最下位クラスの参加校が6校に満たない場合、各大学は正規チームとは別に自由枠としてチームを参加させることができる。また、フリークラスのC級を開催する。
4.日程・会場は幹事会で決めた主幹校に任せる。 
5.各クラスとも 7 名対抗のリーグ戦とし、対戦の順番は順位による通常リーグ戦に基づく。ただし C級は 5 名対抗のリーグ戦とする。 
6.メンバー登録は、ランキング制を採用し選手交代の時は、補欠選手を正選手の下位(7 将) の方から詰めていく方法で行う。但し、出場メンバーは登録配列順を守る。またメンバーの 呼称は、大将・副将・三将以下数字称とする。メンバー登録に誤りがあり、それが 故意で
悪質と判断された場合、対局前後にかかわらずそのチームは負けとみなされる。 
7.先後は、上位校の大将が振り駒を行い以下交互になるようにする。 
8.順位は、勝ち点制に従い、勝ち点が等しい時は、勝ち数によりこれを決定する。どちらも 等しい時は前期の順位に従う。 
9.次期リーグ戦の順位は前回の成績により決定される。  
10.B 級の昇級大学は自由枠の大学との対戦成績を考慮しない順位で一位となった大学とする。
11.C 級リーグ戦は本連盟加盟校でなくても指定の参加費によってその参加は認められる。 その場合、同項目 10 項の内容を準用するものとする 
12.持ち時間は以下のとおりとする   
A 級:20 分・全て消費したら 60 秒   
B 級:20 分・全て消費したら 60 秒   
C 級:主幹校の判断で決定する
 
(2) 中四国大学将棋個人戦(個人戦)  
1.本棋戦は、本連盟の公式戦であり、春秋年 2 回団体戦の後これを行う。   
2.参加資格は、別途定めてあるものに準拠する。但し、本連盟大学以外の者に対しては、指定の参加費によってその参加は認められる。その場合、全日本大学生将棋連盟主催の棋戦参加資格はない。 (但し、 そのような者が日本大学生将棋連盟主催の棋戦への出場資格を得た場合、同連盟に対して 指定の加盟費を払えばその参加を認められる。)
3.試合方法は 64 名のトーナメントとし、その人数を超える場合には予選を行い、選抜 するものとする。但し、そのうち 3 枠は常任理事が予選を通過したものとして扱うことと する。   
4.日程・会場などは大会主幹校に任せる。   
5.先後は、それぞれ振り駒によって決定する。   
6.持ち時間は予選を 15 分、本戦を25分とし、その時間を全て消費した場合は 1 手につき 60 秒の持ち時間を使用することができる。ただし、日程や会場の不都合が生じた場合、大会主幹校及び理事長の判断により変更できる。   
7.三位決定戦は原則として行うこととする。但し、両対局者に正当な理由があり、又行うことが必要ないと判断された場合にのみ、行わなくても良い。   
8.春季大会ではベスト16以内の順位を確定するトーナメントを実施する。 
 
(棋戦細則) 
(3)中四国大学将棋個人戦(女流戦) 
1.試合方法は、5回戦のスイス式で行う。但し、参加者数が6名に満たない場合は総当りリ ーグ戦で行う。 
 
2.上記の方式で表彰に関わる順位を決定することができない場合は、原則として同着同士で 再度対局を行い、最終的な順位を決定するものとし、その際の持ち時間はその場の状況に委 ねるものとする。但し都合で対局が困難となる場合、および両対局者がそれを望まない場合 は、理事長、及び運営理事の振り駒、又は両対局者の合議の方法で決定するものとする。 
3.上記項目は表彰などに関わる項目の決定のみに用いるものとし、それ以外の場合は同順位 とする。 
4.持ち時間は、15 分とし、その時間を全て消費した場合は 1 手につき 60 秒の持ち時間を使用することができる。
5.試合方法及び持ち時間に関しては日程や会場の不都合が生じた場合、大会主幹校及び理事長の判断により変更できる。 
6.以上の規定以外は、個人戦のものを準用するものとする。 
 
(4)中四国大学将棋個人戦(若葉杯) 
1.試合方法は、女流戦のものを準用するものとする。 
2.持ち時間は、15 分とし、その時間を全て消費した場合は 1 手につき 60 秒の持ち時間を使用することができる。 
3.試合方法及び持ち時間に関しては日程や会場の不都合が生じた場合、大会主幹校及び理事長の判断により変更できる。 
4.以上の規定以外は、個人戦のものを準用するものとする。 
 
(5) 
対局開始時間は優先度を個人戦、女流戦、若葉杯の順として可能な限り早めに開始する。 
 
(中四国学生将棋連盟代表選手選抜規定) 
(1)	全日本学生将棋団体対抗戦(王座戦) 
そのシーズンの秋期リーグ戦A級優勝校が出場する。 
(2)	全日本学生将棋名人戦(学生名人戦)  
そのシーズンの春季個人戦の順位に準じて選出する。
(3)	全日本学生将棋十傑戦(学生十傑戦)   
そのシーズンの秋季個人戦の順位に準じて選出する。 
(4)西日本大会  
1.春季リーグ戦A級準優勝校、第三位校が西日本大会団体戦の出場資格を有する。  
2.主催側から出場の要請、又は許可がある場合は、中四国選抜のメンバーを参加させることができる。 
3.中四国選抜チームのメンバーは、下に定める西日本大会個人戦参加者の中から理事長が選出する。但し、団体戦出場校のメンバーとの重複は認められない。  
4.西日本大会個人戦出場者は、そのシーズンの春季個人戦の順位に準じて選出する。ただし、学生名人戦の出場者との重複は認められない。

 
(段位認定証申請規定) 全日本学生将棋連盟の内規、段位認定証申請規定に基づく。 
 
以上






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